
LEDライトが明るくない!知っておくべき選び方のコツ
LEDライトは取付け方で暗くなることを知っていますか?
なぜなら、LEDライトの光は直進する性質があるからです。真上にライトをおいた場合、直下は明るいが周辺は暗く感じるという欠点があります。照明用のLEDでは、この欠点を補うために様々な工夫がなされているのです。ランプの光学制御レンズを工夫したり、光を拡散させる拡散カバーを工夫して周辺の暗さを補うようにしています。家電量販店やホームセンターに展示されているLED照明器具は、見る人が正面に来ることを想定して上向きに展示されていたり、高い場所に展示したりしています。選ぶときに、明るい方向に誘導するための工夫です。
したがって、LEDライトの選択は性質を理解した上で!
LEDライトの光は直進性によってライトの向いている方向にエネルギーが集中していて明るいのです。その性質を利用して目的に応じた色々なLEDライトが作られています。大区分では、電球型と蛍光灯型があります。電球型は、内蔵のLEDの数が少ないので天井に埋め込んで使うダウンライトや玄関などの小さなスペースを照らす小型シーリングライトなどに使われています。蛍光灯型は、多数のLEDを内蔵していて、配列や照射方向の組合せを工夫して広い範囲を照らす照明用です。部屋全体を明るくしたい場合には、LEDシーリングと呼ばれる蛍光灯型がお勧めです。多数のLEDを内蔵して配列などを工夫しているばかりでなく、カバーで光が拡散するような工夫がなされていて天井に直接取付けて部屋全体が明るくなります。反対に、キッチンの調理スペースだけを明るくしたいような時は、LEDブランケットのようにぶら下げ型のものが適当です。天井から距離をとって、光を特定の場所に当てられるように工夫されています。目的に応じて選んだ照明で明るい生活をお送り下さい。
LEDライトパネルは、耐久性に富むものが多く、簡単なメンテナンスを定期的に行うことで少なくとも数年使い続けることが可能です。